本日(12月28日)をもちまして、仕事納めとさせて頂きます。
今年も1年ありがとうございました。
今年の漢字は「熊」との事です。
今年は、人々から愛されていた『森のくまさん』のイメージが『獰猛な獣の熊』に大きくかわったように思います。
11月時点で死傷者数230人(死亡13人)、熊の出没件数36、814件、駆除数は10月末で1万件弱とどちらも過去最高のようです。
見方をかえれば人側も熊側にも過去最大の被害がでた年ということでしょうか。
原因としては、個体数の増加、ドングリの凶作等の食料事情や耕作放棄地の増大等の環境の変化等が要因といわれています。
駆除については立場の違いにより意見の対立もありますが共生するにも同じ場所では暮らすことはできませんので
棲み分けの為には、かわいそうといった感情論では解決しないように思います。
鴨居に縁があります京セラ株式会社の創業者の稲盛和夫さんは『京セラフィロソフィー』等の著書の中で
「小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり」ということばをよくおっしゃられています。
今時では誤解されかねない言葉ではあると思いますが、熊界隈でも人間界隈でも大善を行うためには非情と思われることも必要なことと思います。
勇気をもって大善を行えるように精進していきたいと思います。
年明けは1月7日(水)までお休みを頂き、1月8日(木)より営業させて頂きます。
来年も何卒よろしくお願い致します。
皆様、ご自愛頂き、よいお年をお迎えください。

